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お客様の立場に立った提案を―。

私たちがなるべくやりたくないこと

やりたくないというのは、決して面倒ということではありません。
下記の素材を全て使って家を建てると、最終的にはお客様のためにならないと考えます。目先の利益と流行りだけに惑わされてしまうと、極端に言えば、不健康で長持ちしない家になってしまうからです。
AJホームはできるだけ、健康で長持ちする家を提供したいと考えます。お客様のご希望であれば一部の素材を使って設計いたしますが、全てはお勧めしません。家はほとんどの方が一生に一度の高い買い物です。
10年、20年、30年後にお客様が後悔されないよう、私たちは以下のことをお勧めしません。

[1]ビニールクロス、全面合板・構造用集成材

ビニールクロスのデメリット

1. 石油製品は耐久性がないため、メンテナンス費用がかかります。
   接着剤で貼るので、壁の呼吸を妨げ、シックハウスの原因の一つとなり得ます。
2. ビニールクロスは静電気を帯び、湿気でカビしやすいから、家の中のあらゆる臭いの成分が付着します。
3. 塩化ビニールと合板が燃えると、ダイオキシンが発生します。
4. 構造用合板や集成材は、日本のような湿度の高い国では、月日とともに耐力が低下し剥がれます。

[2]サイディング（外壁）

1. サイディングの継ぎ目のコーキングは10年も持ちません。
2. サイディングだけではなく、ALC板やガルバリウム等も同じく、サッシ周りのコーキングは10年も持ちません。
3. ケイ酸カルシウム等に木質繊維を混入しているので、水が含むと収縮し、冬は凍結して膨張し、割れます。