建てた10年後に後悔しないために!事前に確認したい、チェックポイント
マイホームは一生に一度の買い物と言われ、何度も建てるということが難しいものです。後悔のないマイホームを建てるためには、何が必要なのでしょうか。実は前もって将来の家族構成やライフスタイルの変化や、資産価値の変動について考えておくことが、とても重要なのです。
POINT1 子どもは何人作る予定か
結婚や子どもの誕生を機にマイホームを購入する人は多いですが、購入する際には、今のことだけでなく将来の家族構成も考えることが必要です。たとえば子ども部屋を設けるのであれば、何部屋必要になるか、何畳程度いるかも、合わせて考えたほうがいいですね。
実際に授かる子どもの人数を完全に当てるのは困難です。ですが、だからこそ人数が増えても大丈夫なように、子ども部屋は仕切れる作りにしておくなど、事前の準備と施工が重要になってくるのです。部屋の広さだけでなく、人数に比例して、収納スペースも数と広さが求められますよね。
つまり、先を見据えて創意工夫をこらしたマイホーム造りが何より大切ということなのです。
POINT2 転職・転勤の有無について考える
次に重要になるのは、マイホームを建てる場所選びです。現在の勤務地まで負担なく通勤できる場所が理想ですが、転勤が多い職場ならば、それを見越して、賃貸に出しても借り手がつきそうな立地条件を選ぶ、という選択も必要です。
日々の事から考えると、電車通勤が基本であれば、やはり駅近エリアが良いでしょう。お子さんが通うことになる学校の場所も確認しておくことをオススメします。学校まで遠すぎないか、交通量はどうか、通学の弊害となる場所はないかなど総合的に検討してみてください。通勤・通学は毎日のことですので、少しでも快適に通えるエリアを選択できると良いですね。
POINT3 10年後の資産価値を予想しよう
こだわりを詰め込んだマイホームも、月日の経過と共に資産価値は下がります。築後10年も経つと、修繕や部分的なリフォームを考える時期になります。このタイミングで、いずれ売却することも視野に入れて、家の資産価値も考えてみましょう。
その時に重要となるのは、何といっても立地です。学校や病院、商業施設などが充実している、行き来が自由にできる、駅やバス停が近くにあり人が住みたい場所であるなどが、売却する際には高値の要素になります。
ちなみに、今後新しい駅ができたり、商業施設ができるなど、大規模な発展が見られるであろう再開発地域も狙い目です。いずれ交通も整備されて、人が人を呼ぶ環境になり、必然的に資産価値も向上するでしょう。
・まとめ
将来起こり得る家族の状況や資産価値まで深読みすることは、簡単ではありません。けれど、大きなお買いものであるマイホームですから、様々な方面から将来を考えて、資産価値がより上がる家を建てたいですよね。立地条件や間取りについては家族で十分に話し合い、家族みんなが幸せになる家づくりを心掛けましょう。