無添加住宅のしっくい-自然素材について | 栃木県宇都宮市の自然素材を使った健康住宅・注文住宅はAJホーム
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    しっくい

    世界中で愛され続けている耐久性に優れた天然の壁材です。

    白度の高い「高知産」石灰岩を使用

    白度の高い「高知産」石灰岩を使用

    漆喰(しっくい)の原料は石灰石です。高温(1500℃くらい)で焼いて生石灰にします。これに水を加え水和反応させ消石灰にし、脱水してからスサ(糸くずなどの繊維)や海藻などを混ぜて作ります。AJホームでは、無添加オリジナルしっくいを使用します。研究に研究を重ね独自配合で開発した大変優れたしっくいです。

    AJホームがつくる「無添加住宅オリジナルしっくい」
    優れた8つの特徴

    • 1.調湿性能

      微細な穴が無数に開いている素材で優れた調湿性能が備わっています。夏は湿気を吸い込み、冬には放湿。一年中適切な湿度ですがすがしく過ごせます。

    • 2.耐火性能

      建築基準法第2条 第9号による不燃材料です。火に強く、有毒ガスも発生しません。

    • 3.抗菌性能

      しっくいの持つ弱アルカリ性が人に有害な菌を不活性化させます。インフルエンザ菌も99.9%不活性化します。

    • 4.防汚性能

      漆喰の主成分、炭化カルシウムが静電気を帯びにくいので、壁や天井にホコリを寄せ付けません。長期間白く保ちます。

    • 5.安全性能

      化学接着剤を使わず固まることが出来るので、発揮性有機化合物を放出することがなく安全です。

    • 6.意匠性能

      自然な風合いと質感でどんなデザインの家にもマッチ。輝く白い壁による明るい空間は他の建材では絶対に表現できません。輝きの秘密は、漆喰が大気中の二酸化炭素と化学反応し、漆喰内にできた透明な方解石の結晶が光を乱反射するからです。

    • 7.メンテナンス性能

      微細な穴が無数に開いている素材で優れた調湿性能が備わっています。夏は湿気を吸い込み、冬には放湿。一年中適切な湿度ですがすがしく過ごせます。

    • 8.耐火性能

      建築基準法第2条 第9号による不燃材料です。火に強く、有毒ガスも発生しません。

    お客様からよくいただく
    「しっくい」にまつわるご質問を紹介します。

    Q.

    しっくいがキラキラ輝くのはなぜですか?

    A.
    しっくい

    しっくいは硬化すると、方解石という透明な結晶の集まりなので反射率がとても高いため、人間の目には白く見えるのです。これは、みなさまもよくご存知な雪と同じなんです。雪の結晶も、透明ですが、積もった雪は白く見えますよね!そのため、しっくいの壁はペンキの白とは違い反射率が高いので、お日様にあたるとキラキラと輝くのです。しっくいのお家が涼しいのは、お日様の光を反射してくれるからなんですね!

    Q.

    しっくいと珪藻土って違うんですか?

    A.

    しっくいと珪藻土を混同される方が多いのですが、実は似ているようで、全く違うんです。
    珪藻土はそれ自身で硬化することができないので「つなぎ」成分が必要で、そのつなぎ成分の効き目がなくなるとボロボロになります。しかも、そのつなぎに使われているほとんどが化学接着剤なのです。
    それに対して、しっくいは水を混ぜるとそれ自身で固まる性質を持っています。空気中の二酸化炭素とゆっくり結合し、最終的には炭酸カルシウムという成分になります。その過程を経るにしたがってどんどん堅くなります。しっくいは、古くはエジプトのピラミッドの内装にも使用されていたんですよ!歴史的な観点からも、全く違いますよね。

    Q.

    しっくいの壁は湿度が高くても結露はしないのでしょうか?

    A.

    結露の問題は主に断熱性能が原因でおこることと思いますが、これは外気温、室内気温、室内湿度と断熱性能などとの関係で発生する条件が決まります。もし建物の構造と断熱性能が同じでしっくい仕上げとビニールクロス仕上げを比べた場合、ビニールクロスは、露点温度に達するとすぐに水滴が現れますがしっくいの場合この水分をある程度保湿し、表面に水滴が発生するのを抑えてくれます。

    Q.

    しっくいの壁が汚れたらどうするの?

    A.

    ちょっとした汚れはカッターナイフやサンドペーパーなどで表面を削って消してしまいます。 お子さんがマジックなどで落書きした場合はこのように対応できます。また、全体的に汚れた場合は薄めたしっくいをローラーなどで塗ってきれいにします。ビニールクロスのように拭いてきれいにすることはできません。メンテナンスの費用は、労力を別にすれば、材料費は安いと思います。業者にたのむとなるとそれなりにはかかると思います。私どものお客様は、そのあたりをご理解していただき、ご自身で手入れをされておられます。つまりお手入れがいのある家ということでしょうか。新建材の仕上ははじめはきれいですが、汚くなると見るも無残ですよね。でも無添加住宅の素材は年数と共に味わいが増していきます。

    しっくい
    Q.

    外壁も内壁もしっくい塗りですか?

    A.

    内壁、外壁ともに無添加住宅オリジナルのしっくいを使用しています。内壁と外壁では、混ぜるものを少し変えています。外壁には撥水効果のある柿渋とサラダ油をまぜて塗ります。

    Q.

    しっくいに色はつけられますか?

    A.
    しっくい

    しっくいにベンガラや黄土を調合して、着色することができます。ベンガラは金属の錆からできていて、銅や鉄などの金属を精製する途中でできるものです。昔からベンガラは神社の鳥居や寺の柱などに塗られてきました。注意点は、濃い色にしてしまうと同じ色を再現する事は不可能です。また、何年か後の補修の際に色を合わせらないというデメリットもあります。漆喰はそのときの温度や混ぜ方によって同じ配合でも出来上がりは違ってしまいますし、漆喰の上に塗ると同じ漆喰でも質感が違ってしまう為です。ですので、着色を選択された場合は次のことを覚悟しなければなりません。

    ●色むらが出る。(はじめはなくても後で出てきます)
    ●補修をするとその場所がすぐにわかる。
    ●雨があたる部分などは濡れると濃い色になる。

    Q.

    内部のしっくい壁と木材の間は隙間があきますか?

    A.

    しっくいと木材の間には必ずといっていいほど隙間ができます。これは無垢の木材が縮んだことによるもので、決して欠陥ではありません。隙間風が入ったり、壁全体が剥がれ落ちたりする事もありません。もし、この隙間が気になるという方はしっくいの粉を水で溶いて、簡単に補修することができます。

    Q.

    しっくい壁と建具の枠の隙間はどれくらい開きますか?

    A.

    季節や環境にもよりますが、0.5mm?3mmくらい開く可能性があります。ですが、構造上、機能上ともに支障はありません。もし気になるようでしたら、補修用しっくいを水で溶いて、簡単に直すことができます。

    Q.

    ぽろぽろ剥がれ落ちるようなことはないですか?

    A.
    しっくい

    しっくいは聚楽(ジュラク)や土壁のようなものとは違い表面がぽろぽろはがれることはありません。しかし、完全に硬化するまでの1年くらいは、表面の若干の粉が落ちたりして、巾木の上に貯まったりします。服がこすれた場合、その粉がつくことがありますが払えば簡単に落ちます。それらの擦れ落ちるしっくいが気になるのであれば、フエキ糊を塗布すれば擦れても落ちなくなります。

    Q.

    外壁しっくいの雨に対する処置はされていますか?

    A.

    外壁のしっくいには、撥水のために柿渋とサラダ油を混ぜています。仕上げの前には、モルタルを塗り、さらに下地には透湿防水シートを採用しています。ですので、内部、外部が雨水のような大きい粒子は入りませんし、壁の中に絶えず湿気かこもるようなことはありません。また、サッシ廻りもYKKAPと共同特許を取得した専用のアルミ水切りを標準仕様としておりますのでご安心いただいております。ちなみにその昔、柿渋は番傘の表面に防水の意味で塗っていたんですよ。

    Q.

    壁の塗替えは何年が目安ですか?

    A.
    しっくい

    建物の形状、地域によって異なりますし、入居者の感性によっても違う為、一概には言えませんが、汚れが気になったときは、薄く溶いたしっくいをローラーなどで上から塗ります。軒先を大きく出すことによって、汚れを防ぐこともできます。しっくいは固まると元の石灰岩と同じになりますので、必ずしも塗替えが必要な訳ではありません。ちなみに姫路城の大改修では約50年に一度塗り替えすると言われています。また、室内のしっくいは表面に静電気を帯びないため、ビニールクロスのようにホコリによる黒ずみは起きません。

    Q.

    浴室や洗面など水廻りのしっくいにカビは生えませんか?

    A.

    しっくいは弱アルカリ性のため、室内ではカビ菌が生存しにくい環境になります。しかし、浴室などで水分が常にあるところで、人の体から飛び散った油分が壁に付着した場合、その部分だけカビが生える可能性があります。

    Q.

    外壁漆喰は汚れないの?

    A.
    しっくい

    建物の屋根の形状やデザインにもよりますが、雨が直接あたるような形状のところは、汚れる場合があります。ただ、汚れても落とし方はお酢かクエン酸をかけてあげるととれます。その後にアンモニアなどのアルカリを塗ってあげる必要がありますがね。 それとは別に外壁にサイディングを使った場合、また塗壁でも呼吸のできない樹脂が入ったものや撥水剤を使った場合は、初めは汚れが付きにくいですが、年数が経つと目地のコーキングが剥がれてきたり、樹脂系の塗壁でしたら、ひび割れしてきたりします。すると、そこから雨水が侵入してどんどん壁の中に溜まっていき、湿気がすぐに抜けなくなる状態になります。

    漆喰でしたら少しひびが入っても面で呼吸する壁なのでいいですが、呼吸できない壁は少しひびが入っただけですぐに補修してあげないといけないんです。
    やがて構造材にもカビで腐ってしまい、外壁の見栄えはおろか、建物の寿命が急激に落ちてしまいます。
    それが、お客様の見えないところで、気づかない状態でどんどん進行していってしまうのです。
    それでもサイディングがよろしければいいのですが。。。そういう素材を選びますか?

    Q.

    漆喰を自分で塗りたいんですけど、材料だけならいくらなんですか?

    A.

    基本的に材料だけでは販売はしていませんが、少し試してみたいのでしたら、1室取り敢えず塗ってみられますか? 6畳一室でしたら約11万円程度です。
    初めて塗ると楽しいですよ~!!練る方は大変ですが。。。まず、全室は大変だと思います。
    もし、ギブアップされたら左官屋さんにバトンタッチできるようにご自分で塗るときは、あまり目立たない場所か自分の記念に残る場所を選ばれるようにしてくださいね。

    Q.

    窓は結露しませんか?

    A.
    しっくい

    木造の場合はしません。 ただし、漆喰を5mmくらいの厚めには塗っているので、水分を吸える容量としてはたくさんありますが、その容量を超えてしまうくらいの湿気があると結露する場合があります。
    例えば、お風呂から出てドアをあけてしまうと、脱衣場の鏡がくもるようにね。RC造の場合は、1年間は結露する可能性があると思ってください。でも、もっと大事なことを教えてあげます。 (この後のことが大事なのです。結露は見えないところに起こっていることを認識してください。) 結露ってガラス面に出ることが悪いと思っていませんか?
    実はそれよりも見えない壁の中で起こっている方が危険だという認識をもって欲しいのです。呼吸できる漆喰の壁というのは、その日は結露していても、やがて消えてしまいます。しかし、呼吸できない壁ですと、壁の中には入りにくいですが、木造の場合は、建物が年々動いていますので、必ずどこからか湿気は侵入します。
    一旦侵入すると、呼吸できない壁というのは、出にくいものです。そうなると、構造材までカビで腐っていき、建物の寿命が急激に落ちてしまいます。
    それが、お客様の見えないところで気づかない状態でどんどん進行していってしまうのです。ビニールクロスは典型的で、高気密住宅もじっくり考えないと大変なことになる場合がありますよ。

    Q.

    漆喰のひび割れは大丈夫ですか?

    A.

    ひび割れは有ります。特に入り隅や窓やドアの開口部そして下地の突合せ部分です。ですが、ひび割れしたところで、すきま風が入ってくることは無いので大丈夫です。 要するに構造の心配はいらないということです。
    東日本大震災の時も弊社で施工した、しっくいの家は目立つヒビ一つ入りませんでしたが、ビニールクロスのお家は目立つひびが結構入っていました。
    また、無添加住宅の代理店仲間が福島県にありますが、同じように、しっくいにはひび割れ入らずビニールクロスはひび割れが入ったそうです。 虫眼鏡で見たわけではないのでもしかすると目立たないヒビはあったのかもしれませんが、無添加住宅のしっくいは他のしっくいと全く違います。 まず3~5mm厚塗りで仕上げさらに麻スサなど繊維質が沢山含まれているせいもあるので割れにくいのです。 逆に全くひび割れしない漆喰や塗壁剤の方がおかしいことに気づいて欲しいのです。
    ひび割れしないということは、何か樹脂系のものをいれていると思いますよ。 入っているかどうかはサンプルを燃やしてみればすぐにわかります。 外壁の場合も、ひび割れして少し雨が入ったとしても晴れた日には出ていきますが、樹脂系の塗壁やサイディングの場合ですと少しひび割れただけでも雨水が侵入すると壁の中から湿気が抜けなくなるので、雨が入る前にすぐに防ぐ必要があります。

    Q.

    漆喰は冬、寒くないですか?

    A.

    漆喰はビニールクロスと違って、元々が石ですので、触った感じでは冷たく感じます。しかし、室内の温度はそう変わらないのです。
    元々は石ということに着目していただくとお分かりになると思いますが、温まるのには時間が掛かっても、一度暖まってしまうと冷めるのにも時間がかかります。 要するに保温が高いということになります。 高気密のように機械的に暖めるのには常に暖房器具が必要ですが、漆喰は違います。 ヨーロッパの寒い地域に漆喰が使われる理由が分かります。夏は夏で非常に涼しいです。漆喰の壁に背中をあてると涼しく感じます。それは、気化熱を人間の体温から少し奪うのでそう感じるのです。夏涼しく冬暖かな家の秘訣は、何も高気密住宅にしなくても、間取りの工夫と風の取り入れ方と防ぎ方でできるんですよ!

    Q.

    巾木がないと汚れませんか? 窓の枠がないとポロポロ落ちませんか?

    A.

    巾木は床がフローリングの場合は、基本的にはつけておりますが、つけていない場合は、床が石やタイルの場合が多く、特にきまりはありません。
    見た目がすっきり見えるので巾木の高さは小さくはしておりますが、最低限掃除機があたる高さとして1.5cmくらいはつくっています。掃除機が当たって気になる場合は、巾木をつけていただいても構いません。 窓の枠ですが、基本的に無添加住宅では、窓台のみ木を取り付けていますが、他の三方は漆喰を塗り回しています。 ヨーロッパの家をお手本にしていますので、そういうふうにしていますが、どうしても四方に枠を取り付けたいのであれば、少し金額は上がりますが、施工は可能です。 ただ、漆喰のままでも固いものをぶつけると落ちますが、通常の生活ではポロポロ落ちてくることはありません。

    Q.

    漆喰の汚れはハイターなどで落ちる?

    A.

    弊社では漆喰の汚れを落とす際に酸を用いて落とす方法を推奨していますが、なぜだかご存知でしょうか。弊社では汚れ自体を落とすのではなく、漆喰を溶かして汚れも一緒に落とすという考え方です。そこで酸を使用するのは漆喰が弱アルカリ性で酸に溶けるからです。だから酸性でないと、この方法で汚れを落とすことはできないのです。 一見、物をよく溶かしそうなハイターやカビキラーはアルカリ性なので漆喰を溶かすことはできません。しかしカビに関してはハイターやカビキラーなどの強アルカリ洗剤が有効といえるでしょう。カビを落としたい場所に少量のハイターを塗り、数分待って拭取ります。このとき、待つことが重要です。塗ってすぐには、カビは落ちませんし、大量にハイターやカビキラーを漆喰につけると漆喰の「すさ」が強アルカリによって溶けだしてしまいます。 漆喰の性質や汚れの種類を考慮して使い分けていただくとよいでしょう。また酸性薬品とハイター等、アルカリ性のものとは絶対に同時併用しないでください。酸性とアルカリ性を同時に使用すると中和して何の効果も表れないことになります。

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