今日は40日目です。
パンはこのようになりました。
カビの状態は違いますね。
左のは黒いカビで右は薄緑のカビです。
え?どうしてですか?
答えはしたです。
パンのカビ試験記録:
8月28日
一番最初の状態です。水槽で二つの環境を作ります。
左は一般の建材の環境:合成材のフローリングとクロス。パンは大手メーカーのパンを使います。
右は無添加の建材の環境:しっくいと無垢フローリング。パンは防腐剤を使わない無添加のパンを使います。
両方とも同じくらいの水を入れました。湿度計も入れました。今年は雨多いので、湿度もたかいですね。このような時期ならカビがもっと発生しやすいでしょうね。
これからどちらにカビ発生しやすいのとカビの状態を観察します。
10日間くらいになると、
大手メーカーのパンは少し黒いカビが出てきました。
拡大した大手メーカーのパンのカビ状態です。
10日くたい経った無添加のパンの状態です。
カビはどこにもまだ入っていません。
普通の建材の水槽に、湿度計は82%になっています。
無添加の建材の水槽に、湿度計は70%になっています。
13日くらいの一般建材のパン:
黒いカビが少しずつ広がるようになりました。
無添加の建材のパンはまだそのままです。
30日くらい経つと:
一般建材のパンには黒いカビがたくさん出てきました。水はずっとそのまま減っていません。
無添加の建材のパンには白いカビが出てきました。水はほとんどなくなりました。
どうしてですか?
しっくいは強いアルカリ性なので、カビの発生を抑制する力も強く、調湿してくれるのです。カビは湿度70%を超えると生えやすくなります。
家の環境を想像したらわかりますね~
壁の中や、床の下と押入れの中など、換気できますか?
40日目の一般建材のパン
40日目の無添加建材のパン
薄緑のカビが出てきました。
どうしてカビの色がちがいますか?
黒いカビと白いカビは何が違いますか?